「雉」北陸地区のブログ

「雉」句会の活動を公開しています

2018-03-20から1日間の記事一覧

俳誌「雉」3月号から

主宰俳句 夜焚火 田島 和生 榾木もてつつかれ怒る大榾火 夜焚火の火の粉が水にはねにけり 川浪の触れて鳴るかに草つらら 青ざめて雪の白山なほ暮れず デパートへ雪沓ぬれて加賀をんな 広島や吹雪は川面閉ざすなり 冬草を山羊のむさぼる鬚濡らし 角鳴らし山羊…

3月11日(日)雉金沢句会

句会風景 主宰俳句 宿木の空に膨らみ春兆す 田島 和生 遥かまで加賀の雪解田水びたし 詩集読む右の耳たぶ春日差し セロリ食ふ遠に真白き春の富士 田島 和生 主宰 選〈特選〉 雪晴の光ベッドで浴びにけり 宮崎 明倫 歌声のもれくる雪のチャペルかな 宮崎 明倫…