「雉」北陸地区のブログ

「雉」句会の活動を公開しています

2013-03-06から1日間の記事一覧

3月4日(月)十日会句会

小室 登美子 選 ◎やはらかき雪の玉投げ振り向かす (匿名) 雪解川大根のしっぽ流れ来る 松本 よね子 蕗の薹散歩の仔犬にほひ嗅ぎ 本多 静枝 薄墨の空に崩るる花辛夷 福江 ちえり また来てねと病む人の窓春灯し 野澤 多美子その他 皆さんの句 雛の前小さき衣…

俳誌「雉」3月号から

君逝きて能登は荒星ばかりかと 田島 和生 同人作品評(1月号) 国枝 隆生みちのくや脚一本の稲のにほ 小室 登美子 刈り取り後の稲束を干す方法は地方によって、様々である。この句は一本の棒で稲束を円錐形に組んでいく藁塚である。この句では〈脚一本の〉…