主宰俳句 夜焚火 田島 和生 榾木もてつつかれ怒る大榾火 夜焚火の火の粉が水にはねにけり 川浪の触れて鳴るかに草つらら 青ざめて雪の白山なほ暮れず デパートへ雪沓ぬれて加賀をんな 広島や吹雪は川面閉ざすなり 冬草を山羊のむさぼる鬚濡らし 角鳴らし山羊…
句会風景 主宰俳句 宿木の空に膨らみ春兆す 田島 和生 遥かまで加賀の雪解田水びたし 詩集読む右の耳たぶ春日差し セロリ食ふ遠に真白き春の富士 田島 和生 主宰 選〈特選〉 雪晴の光ベッドで浴びにけり 宮崎 明倫 歌声のもれくる雪のチャペルかな 宮崎 明倫…
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