主宰俳句 冬 泉 田島 和生 月の出を杭に黙して冬の鵙 しろがねの月昇りけり鳰のこゑ 顔振つて鴨は流れ藻ちぎりゐし 沢蟹の爪をきれいに冬泉 加賀晴れて雪の白さの蕪寿司 武蔵国分寺 寺跡へ榎落葉の夥し 凍雲を仰ぎ仰ぎて身内ゆれ 倚りかかるもの何やかや大枯…
於:富山県教育記念会館5F 天 人日や薬草粥を噛みしむる 小林 亮文 地 石畳続く伽藍や淑気満つ 藤井 薫 人 蠟梅を三和土に活けし合掌家 生田 章子 小林 亮文 選 ◎我が命先分からねど水ぬるむ 青木 和枝 着ぶくれて境内に立つ達磨売り 福江 真里子 幼きころ…
於:料亭「ばんば」
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