本日の句会は、石黒哲夫先生がご欠席でした。
太平先生、青木先生の選は以下の通りです。
太平栄子 選
◎出荷日の近き瓦や黄水仙 吉田泰子
浜ことば手ぶりも入れて若布売る 小室登美子
用水の踊る流れやつくしんぼ 青木和枝
介護支援夫も二となる四月馬鹿 佐藤尚夫
大木の天辺にゐて囀れる 海野正男
尼様の小さなあくび桃の花 佐藤尚夫
鐘楼の落慶近し枝垂れ梅 中山ちえ
青木和枝 選
◎婚の朝満開となる緋木瓜かな 大聖 ひさ
花菜風サイクリングの家族連れ 小林れい子
まろまろと寄り合ふて木瓜ふふみけり 生田章子
鶏の羽ばたき繁し草青む 小林亮文
独り居の十年過ぎぬ木瓜の花 石尾幸子
街を練るチンドンマンや山笑ふ 小林れい子
亡き父の皺の笑顔や木瓜の花 田崎 宏
次回は、5月6日(日)1時から 彦三公民館3階
課題 「八十八夜」
見学の方、歓迎。お気軽にお越しくださいませ。