「雉」北陸地区のブログ

「雉」句会の活動を公開しています

「俳句道場!」 第2回

 このコーナーでは、ある作品を取り上げ、皆さんのご意見を募り、より良い作品に仕上げていくことを目指します。かつて、主宰選から漏れてしまったけれど、蘇生させたい作品。自分では会心の出来だと思うのに、反応が悪かったという作品など、どしどしご応募ください。皆でよってたかって良いものに仕上げましょう!
 尚、作品の帰属は原作者とします。皆様の良識ある態度を望みます。

第2回の作品は、「風の会」に出席された、「風の子えぬ」さんよりご投稿いただきました。

①義仲寺にて :   青蔦の小さき這ひ来し巴塚   風の子えぬ(「雉」青藍集同人)
②浮御堂にて :   虚子句碑より波紋次々風涼し  風の子えぬ
近江神宮にて :  漏刻や森青蛙こゑ漏るる    風の子えぬ


<作者コメント>
 第五回「風」の会に初参加させて戴けることになったため、大会当日の6月10日早朝の新幹線で出発し、お昼までマイクロバスで「大津吟行」の機会を得ました。時の記念日に由緒ある近江神社の「漏刻祭」をタイムリーに観覧することもできました。
 翌日の「雉」吟行会の主宰入選句が本ブログで速報されましたが、都合により日帰りして句会には不参加だった自作句を「俳句道場」に応募させて頂き度。できれば、「句会は楽しく」の実践としてこの俳句道場の場を借りて、同一吟行箇所での「雉」入選作品ほかとの対比において「どのような点が良くないか、あるいはもっと良くなるか」などブログ上での率直な意見交換ができれば、と期待しておりますが、如何でしょうか。何分よろしくお願い致します。


それでは、皆様、ご意見を宜しくお願いいたします。