青木 和枝 選
◎峡の里菅笠被り菅を刈る 小林 れい子
アンテナの鳶のをたけび夏旺ん 小室 登美子
金蛇(かなへび)をつまんで来たり跣の子 佐瀬 元子
朝蝉や御堂に球児座禅組む 小林 れい子
新弟子のバンダナ涼し天女彫る 吉田 泰子
飛び切れず羽虫ころがる盛夏かな 福江 ちえり
花合歓やスイッチバックの電車着き 小室 登美子
吉田 泰子 選
◎紙芝居読む子に聞く子夏旺ん 佐瀬 元子
飛行機雲突き入る先は雲の峰 谷 光恵
年重ね放せぬ薬盛夏かな 石尾 幸子
美濃商家屋根神さまに花榊 青木 和枝
朝蝉や御堂に球児座禅組む 小林 れい子
木曽川の岩場に灼くる水位計 青木 和枝
打水の露地を渡りて朝の茶事 藤井 薫
俳句会後、ビール・パーティを行いました。
直前に降り出した雨も上がり、天井のドームが開けられて、
夕焼け雲が散り散りに流れて行きました。
楽しい一時を過ごして、夏を乗り切るエネルギーになったでしょうか?
次回は8月26日(日) 富山教育記念会館5F
課題「新涼」
お気軽にご出席ください。見学者、歓迎!