「雉」北陸地区のブログ

「雉」句会の活動を公開しています

俳句誌「雉」8月号から

     同人作品評(六月号)     中村 与謝男
合掌家映れる水の温みけり     小林 れい子
 合掌家屋は、雪国ならではの景。どっしり重厚な家屋が映る水は、遅い春の兆しを受け止めて温むのだ。

羚羊のつと振りかへる芽木の山     谷口 和子
 羚羊との出会いは、ほんの一瞬なはずだが、この残像、なぜか印象に残る。芽木の山が効果的な背景。

     紅頬集 秀句・佳句
雀来て水浴び始む浅瀬かな     宮崎 明倫

松本 米子さんが、初投句で3句入選されました。
おめでとうございます。

以上、「雉」8月号より抜粋いたしました。


                   ご案内
          俳誌「雉」主宰 田島 和生 先生 講演予定
俳人協会富山支部俳句大会
と き  9月22日(土)秋分の日    午後 1時 〜 5時
ところ  富山電気ビル 4F  富山市桜橋通り3‐1

どなたでもご参加いただけます。
当日投句 3句 12時〆切
会費 3000円 (公演会・句会) ※講演会のみの出席可。但し、会費は同じです。