兼題:「鮎」
石黒 哲夫 選
◎鮎日記古文書めきて繙きぬ 海野 正男
草取りの畑に拝む入り日かな 小林 れい子
若鮎の串焼きにふる能登の塩 田崎 宏
柔らかき鮎の息づくたなごころ 福江 ちえり
簗守りの網繕ひや雨しとど 青木 和枝
片陰に買ふてくだいと朝市女 本多 静枝
師の句碑の裾へこぼるる茱萸の花 小室 登美子
青木 和枝 選
◎初夏や浮石拾ふ珠洲の浜 福江 ちえり
火事跡の片付け終り夏つばめ 亀田 次郎
朝市に塩ふり鮎を焼きてをり 林 喜美子
渓流に銛で鮎突く父子かな 林 喜美子
今回は、同人総会のあとで、太平栄子先生、佐藤尚夫先生がご欠席でした。
北陸はまだ梅雨入りしておらず、日差しの強い日が続いています。
同人会のお世話をなさった方々、お疲れが出ませんように、ご無理なさらずお休みください。
次回 7月14日(日)
兼題:「滝」に関するもの
金沢彦三公民館2F 午後1時より
見学は自由です。是非、一度、遊びにいらしてください。
お待ちしております。