「雉」北陸地区のブログ

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8月11日(日)雉金沢句会〜田島先生をお迎えして〜

田島 和生 主宰をお迎えして、充実した句会が催されました。

兼題:「夜の秋」

主宰俳句
    熟れそめて金ちりばむる早稲田かな    田島 和生

田島 和生 主宰 選

◎草の根を洗ふ小流れ蛍狩       石黒 哲夫
◎笑い声もるる八百屋や大葭簀     青木 和枝
◎万力に噛ませ獅子彫る夜の秋     吉田 泰子
◎木洩れ日や蜘蛛囲にゆらぐ蝶の翅   福江 ちえり

鳴くに鳴く蝉の樹下に軍馬の碑     石黒 哲夫
さわさわと稲穂ゆるるや千枚田      潮 音
投下時刻西へ黙祷原爆忌          度山 紀子
青毬栗落ちて弾めり羅漢山        佐瀬 元子
セレナード流るる医院竹の春       太平 栄子
一息に読むミステリー夜の秋       (匿名)
参道のまん中飛んで鬼やんま      佐瀬 元子
大の字に帰省子のいびき寺座敷     中山 ちえ
利尻富士白雲かかり夜の秋        生田 章子
円らな目向ける生簀の鰻かな      小林 亮文
手を借りて湯浴みの夫や髪洗ふ     宮崎 惠美
水中やにはかに遠き蝉の声        福江 ちえり
竹林の中に道ありつくつくし        佐瀬 元子
鏝絵なるマリアの像へ早稲の風     吉田 泰子
唖蝉の飛んでせはしき羽音かな     福江 ちえり
忌を修し子等を見送る夜の秋      本多 静枝
初なりの西瓜の縞の清清し       小林 れい子
竹林の風通りけり夏舘          小林 亮文
お風入れ太子二歳の御木(ごもく)像   吉田 泰子
宿痾解き百合の花のる柩かな      (匿名)


特選句 選評


次回 9月8日(日)午後1時〜
金沢彦三公民館
兼題:「芒」