「雉」北陸地区のブログ

「雉」句会の活動を公開しています

7月9日(日)雉金沢句会

田島和生先生をお招きして、7月例会が行われました。

田島 和生 主宰 選〈特選〉
  滝開しぶきに立てる尼僧かな    小林 亮文
  梅雨晴やくせ毛の髪のまた跳ねて  山岸 昭子
  荒梅雨やカレーの匂ふ石工小屋   吉田 泰子
  荒彫の木端散らばる小暑かな    吉田 泰子

〈入選〉
掃苔や北鎌倉へ杖を曳き      宮崎 明倫
兵の血染めの川や河鹿鳴く     豊田 高子
能登へ蛇行する路栗の花     福江 真里子
どくだみを活け古民家の厠かな   青木 和枝
老二人簾戸の入れ替へ子の話    生田 章子
鬼百合や音の掠れし蓄音機     田崎 宏
かはたれの清水に濯ぐ野良着かな  豊田 高子
鉾粽匂ふ軒下雨宿り        後藤 桂子
牧牛に影大いなる夏の山      福江 ちえり
帰郷して大の字に寝る夏座敷    海野 正男
日の梢のきらきら茅の輪くぐりかな 石黒 哲夫
芋の葉の雨露ゆらりゆらりかな   小林 れい子
潮の香の強き浜辺や鱚を釣る    佐瀬 元子
門前にラジオ体操沙羅の花     辻江 恵智子
捩花のねぢりながらも直立す    福江 真里子
螢見に母と子の黙村の橋      山岸 昭子
香水の香り来し方ちらと見し    本多 静枝
チェンソーの木屑を浴びて玉の汗  青木 和枝
水打つて笹の匂へる夕茶会     北野 陽子
沐浴の水のかげろふ花とべら    福江 ちえり
草刈りの裾翻へし修道女      後藤 桂子
鮎釣や朝日に跳ぬる加賀毛針    田崎 宏
天狗面彫る青年の眉涼し      吉田 泰子
白日傘振りむく妻の片ゑくぼ    田崎 宏

主宰選評


次回、8月6日(日)午後1時〜4時
※第一日曜に変更しました。お間違えのないよう、お越しください。
当季雑詠4句。