「雉」北陸地区のブログ

「雉」句会の活動を公開しています

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

和倉温泉俳句大会

NHK学園生涯学習フェスティバル 世界遺産 能登の里山里海 和倉温泉俳句大会平成25年9月13日(金) 於:和倉温泉観光会館(石川県七尾市)小島 健 選 佳作 千枚を一枚にして青田波 石黒 哲夫能村 研三 選 佳作 鳶鳴くは浦の祭の事触れか 石黒 哲夫 佳…

9月8日(日)雉金沢句会

兼題:「芒」石黒 哲夫 選 ◎片仮名の特攻の文青芒 小林 れい子 折れてなほ雀の遊ぶ芒かな 生田 昭子 糸芒活けて仏師の束ね髪 吉田 泰子 出来秋や弟子の明るき美容室 青木 和枝 狗尾草兄弟のごとたはむれり 木谷 美奈子 小舟にて藩祖の庭の松手入 本多 静枝 …

俳誌「雉」9月号から

主宰俳句 白桃の夜はよく匂ふ枕上ミ 田島 和生 同人作品評(7月号) 田中 春生鍬浸す川に果てなき花筏 石黒 哲夫 畑地の傍を流れる川に上流から途切れることなく流れてくる花びら。「果てなき」の措辞によって、川上の豪華な花吹雪を想像すると同時に、ゆっ…

9月2日(月)雉十日会句会

小室 登美子 選◎ころがりて光を返す芋の露 山田 光子 湿気といふ衣着て熱帯夜 片淵 恵美子 鬼蓮の葉に幼子の胡坐かく 松本 よね子 一鳴きをして失せにけり秋の蝉 山田・ 光子 供え物貰ひ廻りて地蔵盆 福永 裕見子 〈その他の作品〉 柿色の半月浮かび熱帯夜 …