「雉」北陸地区のブログ

「雉」句会の活動を公開しています

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

広島駅

広島駅付近は、建設ラッシュです。 田島和生主宰より、写真をお送りいただきました。 月に一度、広島にて編集会議、広島中央句会が行われていますが、 その際にお撮りになった一枚。 今月の広島駅周辺の写真とのことです。 広島も、どんどん変わっていきます…

7月26日(日)富山高志句会

兼題:「浴衣」青木 和枝 選 ◎藍染の浴衣の嫗車椅子 藤井 薫 留学生汗に張りつく浴衣かな 福江 ちえり 鍵盤の小さき指や初浴衣 小室 登美子 新駅に跣足の雲水通り直ぐ 生田 章子 青年の脛の白さや浴衣掛 小林 れい子 木にぶつかり軒にぶつかり唖の蟬 佐瀬 元…

7月12日(日)雉金沢句会

兼題:「涼し」石黒 哲夫 選 ◎瀧行を終へて地酒を廻し呑む 後藤 桂子 天女舞ふ壁画へとどく鐘涼し 吉田 泰子 畝傍山称ふる若者風涼し 佐瀬 元子 籐寝椅子風のめくりしリルケ集 後藤 桂子 剣道着きりつと着込む涼しさよ 佐瀬 元子 説教は目からうろこや男梅雨 …

7月6日(月)雉十日会句会

於:おやべコミュニティセンター小室 登美子 選 ◎泣き止みしみどり児の目の涼しさよ 本多 静枝 フルートの山中節に梅雨忘れ 潟渕 恵美子 洗車せる飛沫をかはし夏燕 福江 ちえり 字のにじむ寄進の瓦風青し 佐瀬 元子 母子鹿草食ふ音の逞しく 福江 ちえり〈そ…

俳誌「雉」7月号から

主宰俳句 遥かなるもの 田島 和生 遥かなるものへ声張り朝の雉 朝日差ひゆつと風切る燕かな 紅つけてあち見こち見と豆の花 蓮芽吹く寺に七つの捨火鉢 夏鴨の一羽は逸れて二羽翔る 風にちり小鳥にこぼれ白卯木 小海老のせ安芸も奥なる祭鮓 草の絮舞ふや落日刻…