「雉」北陸地区のブログ

「雉」句会の活動を公開しています

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

第23回同人総会 吟行会 

5月29日(日)・30日(月) ホテルニューオータニ鳥取 吟行会・懇親会の模様をお楽しみください。

俳句写真館〜田島家のお花2016〜月下美人

庭に放置状態にしていた鉢の月下美人に2週間位前、つぼみのようなものが出ていたので、水をやりながら見守っていたら、どんどん膨らみました。 「今夜は咲くんでは」と雨が降りそうな夕方、書斎に入れたら、夜9時頃から少しずつ咲き始め、夜中に全開。 月下…

5月23日(月)雉十日会 吟行句会

「卯辰山菖蒲園・金沢町屋そば打ち見学」 ※菖蒲園の花はまだでしたので、急遽、兼六園に変更しました 〈ゲスト作品〉 薔薇一輪瓶に挿しゐて君思ふ 福田 吉栄(蕎麦打ち名人 本業:建具屋) 明星の大気は澄みし宇宙かな 馬龍 (つゆ、天ぷら担当 本業:ラーメ…

5月22日(日)富山高志句会

兼題:「緑雨」青木 和枝 選 ◎山藤の羽衣のごと懸かりけり 吉田 泰子 紫陽花やどこへも行かぬ母とゐて 野崎 郁雄 日中飛ぶヘリコプターや大青嶺 小林 れい子 地下鉄を出でビル街の緑雨かな 大上 章子 用水の音軽やかや田植済む 生田 章子 三代の墓を濡らせる…

俳誌「雉」5月号から

主宰俳句 男 比 良 田島 和生 鳰鳴いて雪の別れの男比良 鳥雲に比良のてつぺん雪少し 影さして春の鵜の群れ二重橋 うららかや小鰭(こはだ)つまみて浅酌す 鉛筆を削り揃へて日の永し 仏顔へ土筆の胞子放つかな 俯いて湖心へ流れ落椿 見えぬとも水はむらさき…

5月8日(日)雉金沢句会

田島主宰 来沢 一日這ひ泥に8の字田螺の子 田島 和生 楠若葉こがね光りに加賀の里 へこ帯のやうにほどきて笹ちまき 崖下へ皮脱ぎ払ひ雄竹かな田島 和生 主宰 選 〈特選〉余寒なほ一匙づつの朝餉かな 青木 和枝 おぼろ夜の呂律怪しき猫のゆく 石黒 哲夫 峡谷…

5月2日(月)雉十日会

於:おやべコミュニティセンター 1F温泉の土産の目刺提げてくる 小室 登美子 潮溜り若芽のくずのひらひらと 蕨とりふと羚羊と目の会える野仏を遠くに拝み春惜しむ 佐瀬 元子 老鶯や神通峡の水碧し 大木の天辺占めて藤の花雨催じやがいもの花出そろひぬ 本…