「雉」北陸地区のブログ

「雉」句会の活動を公開しています

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

11月27日(日)富山高志句会

兼題:時雨青木 和枝 選 ◎大口を開けて産鮭遡上 小林 亮文 しぐるるや象は鎖を引き擦れり 海野 正男 末枯れの庭に響けり水琴窟 谷 光恵 俵屋の飴量り売り日の短 海野 正男 米所穭田一面黄金色 小林 亮文 鞄かかへ歩幅狭むや夕時雨 谷 光恵 官兵衛の播州釜や…

「雉」全国大会〜姫路〜記念写真集

大会終了後、田島主宰を囲んで記念写真を撮りました。 希望者が次々にカメラの前に、チ〜ズ!(^^)そして、そして、 恒例、懇親会風景。 いつものお二人。

雉全国俳句大会〜姫路〜

2016年11月13日(日)・14日(月) 於:姫路キャッスルグランヴィリオホテル写真集です。どうぞご覧ください。

11月20日(日)雉金沢句会

田島先生をお迎えして雲垂れて加賀は冬芽の青丹色 田島 和生 柚子もげばにはかに朝日匂ふかな 鈴懸の落葉や椅子に来て止まる 田島 和生 主宰 選 〈特選〉 いてふ散る音楽会の太鼓かな 北野 陽子 しぐるるや十坪に満たぬ雨宝院 海野 正男 玉葱を植うる古墳の…

11月7日(月)雉十日会

小室 登美子 選 ◎小春日の素読してゐる論語かな 潟渕 恵美子 警笛に猪(しし)大家族逃げまどふ 山田 光子 柿赤き庭を友がき逝きませり 野澤 多美子 文豪を偲ぶ文机秋さやか 山田 光子 冠雪の立山見ゆる野辺送り 佐瀬 元子〈その他の作品〉 鐘楼の裾を被ひし花…

俳誌「雉」11月号から

主宰俳句 ははきぐさ 田島 和生 耳裏は秋の風鳴る城址かな 城壁のはたはた飛べば峡の空 ひやひやと四高旧舎の床軋む 蟋蟀の吾と目が合ふ穴の口 蜘蛛の巣のだんだん撓み稲埃 観音へ飛びけり加賀の稲光 冬瓜を赤子抱きして村外れ ぬくさうな毬のもみづるははき…