2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧
大輪の朝顔が咲きました。 庭に咲いた百日草。 ヒョウモンチョウ(豹紋蝶)がおいしそうに蜜を吸う。 晩夏と告げる百日紅。 今年は枝打ちをしなかったので、のびのびと咲き誇り、枝を揺すって幸せそう。 (コメント:田島和生 主宰)「百日草に止まった蝶を…
兼題:「虫干し」 青木 和枝 選 ◎入り船の波に海月のひるがへる 福江 ちえり だんまりの一人ありけり遠郭公 本多 静枝 抽き出しを出窓に並べ土用干 林 喜美子 野仏に麦わら帽子浜の道 小林 れい子 暑き日や檻に手をかけ眠る猿 佐瀬 元子 初生りの西瓜の温み…
主宰俳句 朴の花 田島 和生 まつさらの花あげて朴ゆるぎなし 鳶の眼の底ひ深紅の牡丹ゆれ 初ひばり散居村良き水照らす クローバの風深く吸ふ喇叭吹 夏近き難波宮址を鼓笛隊 枕辺は雑書ばかりや夏灯 へこ帯の如くほどかれ笹粽 青梅へ御籤ちかぢか結はれけり …
於:金沢彦三公民館2F〈主宰俳句〉 遠嶺までゆれゐて加賀の青田波 田島 和生 雲高く白山はいま青嶺なる 竹垣を土蜂舐めをる旱梅雨田島 和生 先生 選 〈特選〉 森青蛙卵はぬくき餅のごと 青木 和枝 糠漬けのふぐを削ぎたる土用入り 石黒 哲夫 子雀の入れ替…
於:おやべコニュニティセンター 1F 投句:5句まで 当季雑詠病み上り初成り胡瓜丸齧り 小室 登美子 倶利伽羅や奈落の谷の木々茂る 退院の道まつすぐや麦の秋亡き夫の忌日近づき槿咲く 金山 多美子 夏五輪再び巡りクラス会牧牛の背に烏来る雲の峰 潟渕 恵美…