「雉」北陸地区のブログ

「雉」句会の活動を公開しています

第9回 オール雉句会のご案内

締切ました。

有難うございました。

 

第9回 オール雉句会を開催いたします。

「雉」同人・会員の方は、どなたでも投句頂けます。

また、選句・投句・句会報の一切を、書類添付にてお送りするため、

メールの出来る方に限らせていただきます。

 

投句 5句まで

投句締め切り 11月18日(水)午後9時

選句締め切り 11月25日(水)午後9時

投句先 kijihaiku@yahoo.co.jp

もしくは、担当者のメールアドレスをご存じの方は、担当者へお願いいたします。

たくさんの方の投句をお待ちしております。

 

担当者:福江

 

 

富山高志句会 2020.10

令和2年 10月句会報

通信にて開催されました。

兼題:「天高し」(副季語を含む)

 

小林 亮文 選

星一つ飛んで雲居に隠れけり     本多 静枝

 古墳へと辿る細道秋桜        本多 静枝

 粧ふ山イーゼル片手に中学生     度山 紀子

 すぢ雲の伸び行く湖上秋高し     本多 静枝

 浜の松くの字に曲がり秋つばめ    福江 真里子

 鰯雲父母なき里の遠くなり      本多 静枝

 秋高し全容見ゆる剣岳        大上 章子

 

佐瀬 元子 選

◎振り返り猫の逃げゆく草もみぢ    福江 ちえり

 天高く鍬持ち語る論語かな      潟淵 恵美子

 花材なき日の幾度を吾亦紅      山岸 章子

 名月に沿ふて火星の輝けり      小林 亮文

 日の入りや生家の壁の蔦かずら    伊藤 佳子

 藁を焼く煙の上がり大刈田      福江 ちえり

 釣瓶落しまだ献立の決まらざり    山岸 章子

 

次回、11月15日まで投句ください。

兼題:「銀杏落葉」等 (冬)

※「黄落」「銀杏散る」は秋の季語です。

11月送付先

 福江ちえり まで

宜しくお願いいたします。

第8回 オール雉句会のご案内

第8回 オール雉句会のご案内

 

結果を送信しました。

ご確認くださいませ。

 

投句:5句まで 締切10月18日(日)午後9時

選句:8句(予定)(特選=1 並選=7)

   締切 10月24日(土)午後9時

   締切の後、一斉メールにて結果をお知らせいたします。

資格:●雉同人・会員 ●メールの出来る方

投句先:kijihaiku@yahoo.co.jp(お問合せもこちらへ)

以上です。皆様のご投句をお待ちしております。

 

 

 

 

金沢句会 2020.9.6通信

令和2年(2020)3月より休会となっておりました

「雉」金沢句会は、通信句会として再開されました。

 

田島和生主宰 後日選

◎国訛ゆき交ふ市場加賀なすび    小林 亮文

◎田を廻り先へ先へと稲雀      豊田 高子

◎峡の朝光もみ合ふ鳥威し      後藤 桂子

◎書きあぐむコラム一篇虫の闇    辻江 恵智子

 

生け垣に這うて朝顔咲きにけり    中山 ちえ

秋澄むや鼠多門の香しく       本多 静枝

茄子トマト下げて碁敵不意に来る   辻江 恵智子

秋の野や腹波打ちて牛ねまる     豊田 高子

薬草のほまち畑や里の秋       後藤 桂子

立山の稜線あはく処暑迎ふ      山岸 昭子

昼顔の影の濃かりし水の底      福江 ちえり

庭先の初の穂刈りの匂ふかな     生田 章子

菩提寺の花頭の窓や萩の風      本多 静枝

木端屋根めくれてゐたり秋あかね   後藤 桂子

新涼や風のかすかに松林       福江 ちえり

陶蝦蟇の麦藁帽子かぶりをり     宮崎 惠美

稲刈りの合間水飲む若い衆      生田 章子

濡れ縁の前を曲水初紅葉       小林 亮文

県境の峠越ゆるやカンナ燃ゆ     辻江 恵智子

白百合の崖になだるる浜の風     福江 ちえり

青北風やトランペットを一斉に    度山 紀子

燈下親しパソコンの指なめらかに   辻江 恵智子

真鰯をさばく翁の指太し       田崎 宏

白樺を覆ふ狭霧や輪読会       豊田 高子

ナナハンの浜辺を飛ばし夏の果    福江 真里子

秋風や醬のにほふ旧街道       度山 紀子

水澄んで隠るる泥鰌見え始む     生田 章子

山麓の寺のひつそり百日紅      小林 亮文

前山へ畦の真つ直ぐ蕎麦の花     豊田 高子

大文字映ゆるグラスを呑みほせり   後藤 桂子

根こそぎに木の横たわる出水あと   福江 ちえり

珠洲焼の壺へ一枝花木槿       福江 真里子

犀の子は眼のつぶらなり夜の秋    海野 正男

 

次回、10月1日まで、本多静枝さんへお送りください。