「雉」北陸地区のブログ

「雉」句会の活動を公開しています

9月22日(日)富山高志句会

兼題:「芋茎」

青木 和枝 選
◎虫時雨耳を動かす牧の牛        生田 章子
 名月に海の明るき能登路かな      福江 ちえり
 石蔵の錠前照らし月のぼる       吉田 泰子
 箒目のしるき参道秋澄めり       小林 れい子
 立ち枯れの松の大木つくつくし     佐瀬 元子
 芋茎剥き指先の灰汁つきしまま     大上 章子
 いかづちのひっきりなしの夜伽かな   小室 登美子 

吉田 泰子 選
◎足場組む鳶の鼻歌天高し        小林 れい子
 来ん年稚子の話や小鳥来る       小室 登美子 
弟は帰らぬ旅へ夕月夜         林 喜美子
 運河越え秋の海へとソーラー船     度山 紀子
 百歳の師と筆談や敬老日        生田 章子
 曼珠沙華十村屋敷の庭清水       藤井 かおる
 東京にきまる五輪や紅葉晴       藤井 かおる

小室 登美子 選
◎芋茎手に八百屋に問へり調理法     福江 ちえり
 満天に雲なき牧の良夜かな       青木 和枝
 幕間の長きにも馴れ村芝居       吉田 泰子
 柿の葉に日の射す夕べ台風過      佐瀬 元子
 赤ん坊もおさがり貰ふ地蔵盆      林 喜美子
 足場組む鳶の鼻歌天高し        小林 れい子
 金色に波を立てたる稲穂かな      野崎 郁雄

次回 10月27日(日)1時から
兼題「身に入む」