「雉」北陸地区のブログ

「雉」句会の活動を公開しています

雉金沢句会2019.4.14

於:金沢彦三公民館 2F 佐瀬 元子 選 ◎鳥帰る水平線の夕日かな 福江 ちえり 花曇り手を借りてのる乗用車 青木 和枝 引潮に傾ぐ小舟や海雲(もづく)採り 豊田 高子 自転車に残る校章春の草 豊田 高子 潮風にかたち変へつつ小鳥引く 福江 ちえり 海野 正男 選 …

俳誌「雉」4月号から(2019)

主宰俳句 初 諸 子 田島 和生 富士の嶺は末広がりに春立てり 磨り減つて軍鶏の蹴爪や春寒し 春昼の軍鶏が水呑む胸ぬらし うららかや雄しやもの雌小突きゐし しゃもの子の走りやまざる日永かな 白梅の枝弓なりに兜太の忌 浮草の萌ゆれば集ふ薄みどり 割箸へま…

富山高志句会 2019.3.24

於:富山県教育記念会館5F 兼題「木の芽」(関するもの含む) 小林 亮文 選 ◎杮葺き掴む鴉や木の芽雨 福江 ちえり 春落葉枯山水の石に乗り 福江 ちえり 木の芽風受けて嚏の続きをり 大上 章子 洞目立つ桜古木の芽吹きたり 佐瀬 元子 閼伽桶に供華の一ひら彼…

3月10日(日)雉金沢句会 2019

於:金沢彦三公民館2F 田島和生「雉」主宰をお招きして開催されました。 田島 和生 主宰俳句 嬰ねむりその母ねむりうららけし 白山はしろがね光り雉歩む 山笑ふあらはに鰐の乱杭歯 youtu.be 田島 和生 主宰 選 〈特選〉 水底の日の斑を散らす鮠の影 辻江 恵…

2月24日(日) 富山高志句会(2019)

於:富山県教育記念会館5F 兼題:「立春」 佐瀬元子 特選 桃の花犬に椅子ある床屋かな 藤井 薫 山岸昭子 特選 裸婦像へ名のみの春の日差かな 本多 静枝 本多静枝 特選 立山の裾野の青き今日雨水 生田 章子 度山紀子 特選 噴水の穂に消えゆけり牡丹雪 佐瀬 …

2月10日 雉金沢句会(2019)

於:金沢彦三公民館 2F 小林 亮文 選 ◎宥めつつ牝馬をみがく春立つ日 辻江 恵智子 比良の晴鳰刺す湖の真つ平 豊田 高子 番鴨について追はるる鴨のあり 佐瀬 元子 セリなずなすずなすずしろピザの上 海野 正男 ヴェネチアングラスへワイン女正月 福江 真里子…

俳誌「雉」2月号(2019)

主宰俳句 冬 泉 田島 和生 月の出を杭に黙して冬の鵙 しろがねの月昇りけり鳰のこゑ 顔振つて鴨は流れ藻ちぎりゐし 沢蟹の爪をきれいに冬泉 加賀晴れて雪の白さの蕪寿司 武蔵国分寺 寺跡へ榎落葉の夥し 凍雲を仰ぎ仰ぎて身内ゆれ 倚りかかるもの何やかや大枯…

富山高志句会 2019.1.27(日)

於:富山県教育記念会館5F 天 人日や薬草粥を噛みしむる 小林 亮文 地 石畳続く伽藍や淑気満つ 藤井 薫 人 蠟梅を三和土に活けし合掌家 生田 章子 小林 亮文 選 ◎我が命先分からねど水ぬるむ 青木 和枝 着ぶくれて境内に立つ達磨売り 福江 真里子 幼きころ…

雉十日会句会 2019.1.11

於:料亭「ばんば」

6月24日(日)富山高志句会

於:富山県教育記念会館兼題「十薬」 青木 和枝 選〇五月晴切り絵のごとき剣岳 佐瀬 元子 山々の色違へをりへ梅雨晴間 福江 真里子 どくだみを掻きわけ通ふ猫の径 本多 静枝 めまとひや顔ふり払ひよろけをり 度山 紀子 小旗立て農薬をまく青田かな 林 喜美子…

「雉」同人会~金沢~2018 写真

「雉」全国俳句大会~掛川~2018

写真で見る「雉」全国大会in掛川!

俳誌「雉」6月号から

主宰俳句 牡 丹 田島 和生 みづうみは大きな鏡初燕 笹むらへ匂ふむんむん落椿 ひらきつつ牡丹は淡き影重ね 白牡丹内へ内へと紅を足し 金星へ香りはつかに白牡丹 日の差して牡丹くれなゐ繻子(しゅす)光り 牡丹いま王者のごとし蟲よ来よ 本を閉ぢ牡丹また見…

6月10日(日)雉金沢句会

於:金沢彦三公民館 2F 青木 和枝 選◎ころころと亀の卵や新樹光 木谷 美奈子 汗飛ばし子供歌舞伎の名台詞 後藤 桂子 小半日濠の藻を刈る小舟かな 辻江 恵智子 古書店の窓に居着けり青蛙 辻江 恵智子 薫風や蹄軽やか赤母衣衆 木谷 美奈子 奥医王の峡はふやう…

5月27日(日)富山高志句会

於:富山教育記念会館 青木 和枝 選◎胸ボタン一つはづせる薄暑かな 本多 静枝 昼顔やビーチボールの弾む音 佐瀬 元子 胸高に巫女の緋袴新樹光 本多 静枝 苜蓿かんむりにして下校の子 大上 章子 学生の白き手で植う富富富苗 生田 章子 卓布替へ薄暑の部屋を開…

俳誌「雉」3月号から

主宰俳句 夜焚火 田島 和生 榾木もてつつかれ怒る大榾火 夜焚火の火の粉が水にはねにけり 川浪の触れて鳴るかに草つらら 青ざめて雪の白山なほ暮れず デパートへ雪沓ぬれて加賀をんな 広島や吹雪は川面閉ざすなり 冬草を山羊のむさぼる鬚濡らし 角鳴らし山羊…

3月11日(日)雉金沢句会

句会風景 主宰俳句 宿木の空に膨らみ春兆す 田島 和生 遥かまで加賀の雪解田水びたし 詩集読む右の耳たぶ春日差し セロリ食ふ遠に真白き春の富士 田島 和生 主宰 選〈特選〉 雪晴の光ベッドで浴びにけり 宮崎 明倫 歌声のもれくる雪のチャペルかな 宮崎 明倫…

2月25日(日)富山高志句会

於:富山県教育記念会館 5F 兼題「残雪」 青木 和枝 選◎久々に山青みたり今日雨水 山岸 昭子 空耳か初音の次の声を待つ 本多 静枝 散り散りに小枝の刺さり雪残る 福江 真里子 春炬燵猫一匹と昼寝かな 大上 章子 マネキンの動き出しそう春日差 本多 静枝 額…

千鳥

you 千鳥鳴く山の頂き雨やんで 細見 綾子

2月5日(月)雉十日会

於:いするぎコニュニティセンター1F一心に足元見つめ凍ての道 野澤 多美子 食前酒切子グラスの淑気かな美術館映る運河や鴨の陣 佐瀬 元子 白鳥の番の浮寝漂へり雪の間にみどり帯なす麦の畑 松本 よね子 フィンランドよりの御慶やハネムーン蒸し牡蠣の湯気…

富山高志句会 表彰式

新年句会恒例 表彰式風景今年の「天」賞は、小林 亮文 さんでした。 おめでとうございます。

2月11日(日)雉金沢句会

於:金沢彦三公民館 2F青木 和枝 選 ◎うす氷風のかたちに罅走る 後藤 かつら 湯豆腐の崩れ会話の弾みをり 辻江 恵智子 雪解風黒鯉ゆつたり向きへり 豊田 高子 剣岳氷柱の間に見えてをり 生田 章子 草萌や赤子の一歩二歩三歩 後藤 かつら 春雪やじわと溶けゆ…

俳誌「雉」2月号から

主宰俳句 浮寝鳥 田島 和生 せつせつと稿埋め勤労感謝の日 にはとりの目玉ちかぢか烏瓜 さるすべり力める瘤に冬赤芽 浮寝鳥ゆれゐて吾もゆれにけり 図らずも八十路祝はれ蕪蒸 長崎 3句 爆心地流れへあまた散紅葉 冬ざれのみなと横丁鱗ちり きらめくや真珠筏…

1月28日(日)富山高志句会

兼題「初笑」青木 和枝 選 ◎流るる雲寒九の水に映りをり 大上 章子 朝明けの猛烈寒波湯栓閉づ 谷 光恵 煌めくや婆の背丈の大氷柱 大上 章子 酔ひ醒めの朝か夕かと初笑 福江 ちえり 年男右や左の杯重ね 小林 亮文 バス時刻褪せて雁木の角柱 吉田 泰子 臥す人…

1月14日 雉金沢句会

「田島和生先生をお招きして」 初句会!主宰俳句 裏返す背へ火の粉や大榾火 田島 和生 山はみな水晶光り雪の晴 百歳の大きな声の初電話 満月を揚げ正月の雑木山 〈特選〉 欄間の龍眼らんらん膝冷ゆる 辻江 恵智子 凪わたる有磯の海の二日かな 福江 真里子 初…

俳誌「雉」新年号から

主宰俳句 有磯海 田島 和生 淡海からぬれて鵜のとぶ夕月夜 番の鵜並んで月下とびにけり 月光のあまねき琵琶湖大鯰 柊の幹の武骨に咲き匂ふ ひひらぎの花より小さき虫集ふ 枯崖を打つて音なく浪退けり 有磯海をちの連山雪来る 峰々に仏の名前冬夕焼 俳句の華…

12月10日(日)雉金沢句会

於:金沢彦三公民館2F青木 和枝 選 ◎小春日の光琳屏風へ牛歩かな 木谷 美奈子 酒匂ふ伏見小路の暮早し 豊田 高子 蓮掘りと一声かはす干拓地 辻江 恵智子 ちり取りの塵を跳び出す冬の虫 福江 ちえり 切り貼りの桜花の障子旧官邸 後藤 桂子 蛇崩れに遅き冬日…

12月4日(月)雉十日会

於:おやべコミュニティセンター 1F福江 ちえり 選 ◎竹林に冬鳥のこゑひびき合ふ 佐瀬 元子 遠くから見ゆるマフラー茜色 志賀 理子 白山茶花旧家の屋根に散り敷けり 山田 光子 包丁を二本研ぎけり年用意 潟淵 恵美子 秋蝶や木の間に翅の見えかくれ 松本 よ…

俳誌「雉」12月号から

主宰俳句 呉の子 田島 和生 ひややかに月下美人の一夜花 綾子句碑木洩れ日へ散る黄葉かな 霧晴れて朝湯に手足泳ぎけり 海かけて夕闇せまる秋思かな 呉4句 水兵の名は墓地に満ち雲の秋 旧軍港月の港となりゐたる 満月や夢うつつなる海の宿 金秋の呉の子が跳ね…

11月28日(日)富山高志句会

於:富山県教育記念館 5F 兼題:「小春」青木 和枝 選 ◎網を結ふ小春の海のまぶしさに 福江 ちえり 美術館葦の茂みに鴨遊ぶ 大上 章子 小春日や楽しくしやべるリサイクル 林 喜美子 漁火めく火電の明り冬の海 山岸 昭子 村人の声の弾みや白鳥来 度山 紀子 …